作成日: 2026-05-25 | バージョン: 1.0
本資料は法的助言ではありません。実装前に弁護士への確認を推奨します。
| 要件 | 対応方針 | 実装必須項目 | 担当 |
|---|---|---|---|
| IPアドレスの個人情報該当性 | IPはハッシュ化して保存。生IP保持禁止 | 収集時にSHA-256(塩付き)変換 → 生IPを即時破棄 | バックエンド |
| Cookieの同意 | ダッシュボードログインCookieはセッション管理のみ(分析Cookieは対象外) | プライバシーポリシーページで明示 | フロントエンド |
| データ主体の権利 | 顧客がアカウント削除した場合、90日以内にデータ削除 | 論理削除 → 90日後に物理削除のバッチ処理 | バックエンド |
| データ処理委託 | 委託先エンジニアもデータ処理者に該当 | NDA + データ処理委託契約書 締結必須 | Regalis(契約) |
| GDPRの適用 | EU在住ユーザーが顧客になる場合に適用 | プライバシーポリシーに「GDPRデータ主体の権利」を明記 | Regalis(法務) |
実装チェックリスト:
DELETE /accounts/{id})| リスク | 内容 | 対応方針 |
|---|---|---|
| クローラーブロックの正当性 | robots.txt の Disallow に法的強制力はない。が、無断クロールは不法行為となり得る |
ブロックは「技術的措置」として記録。法的根拠を利用規約に明記 |
| IPブロックの正当性 | 特定IPからの過剰アクセスをブロックする行為は正当な業務上の措置として認められる | 「サービス品質保護のための措置」として利用規約に記載 |
| リスク | 内容 | 対応方針 |
|---|---|---|
| AIへの学習利用の是非 | 2025年時点、日本著作権法47条の4により情報解析目的のAIトレーニングは原則許容 | 顧客が「学習型クローラーをブロックしたい」と設定した場合はその意思を尊重して実装 |
| AIパッチの配布 | HackⅡが生成したAIパッチファイルの著作権はコンテンツ提供者に帰属 | 利用規約でコンテンツの著作権は顧客に帰属することを明示 |
| リスク | 内容 | 対応方針 |
|---|---|---|
| 競業他社への情報提供 | 顧客の競合他社が同じHackⅡを使用する場合、データが混在しないこと | マルチテナント設計で顧客間のデータは完全分離 |
| AICS™アルゴリズムの秘密保持 | 技術的優位性の保護 | 委託先エンジニアはNDA必須。ソースコードはプライベートリポジトリで管理 |
| リスク | 内容 | 対応方針 |
|---|---|---|
| OpenAI等の利用規約との整合性 | GPTBotの利用規約に「クロールへの課金禁止」条項が入る可能性 | Phase 3実装前に各AI事業者の最新利用規約を確認。顧問弁護士に確認依頼 |
| 課金拒否によるクロールブロック | AI事業者が課金を拒否した場合のクロールブロックの正当性 | 利用規約で「未払い時はアクセス制限する権利を有する」と明記 |
| 独占禁止法 | 特定のAI事業者を差別的に扱う課金設定 | 同等のクローラーには同等の料金体系を適用(透明性確保) |
| 要件 | 対応 |
|---|---|
| 特定商取引法に基づく表記 | HackⅡのサービスページに特商法表記ページを設置(Regalis担当) |
| 領収書・請求書の発行 | 電子領収書の発行機能をシステムに実装(PDF出力) |
| 返金ポリシー | 課金ロジックのバグによる過剰請求は全額返金。利用規約に明記 |
✅ 推奨(HackⅡが採用する設計):
robots.txt で Disallow を設定 → AIクローラーへの「お願い」
ゲートウェイ層でレートリミット → 技術的な保護措置
❌ 非推奨(リスクがある実装):
IPブラックリストを無制限に追加 → 正規サービスのIPが動的に変わるため誤ブロックリスク
Content-Type偽装によるクローラー欺き → 不正競争防止法のリスク
著作権シグナルの偽装 → 虚偽表示リスク
顧客向けに提供するrobots.txt のテンプレートに以下のコメントを含めること:
# This site uses HackⅡ by Regalis Japan Group for AI crawler management.
# Policies are configured via the HackⅡ dashboard.
# For API access inquiries: https://hackii.jp/api-access
個人情報漏洩インシデント発生
↓
[1時間以内] 社内報告 → 対象範囲の特定
↓
[24時間以内] 原因調査・被害範囲の確定
↓
[72時間以内] 個人情報保護委員会への報告(GDPR: 72時間以内義務)
↓
[被害者への通知] 漏洩した個人情報の内容・対応策を通知
↓
[再発防止策] 実装 → 報告書作成
インシデント連絡先(委託先エンジニア用):
Regalis Japan Group 代表・井上幹太
第一報は発覚から2時間以内にSlack DM または電話で連絡のこと。