オーダースーツで「失敗」する原因の9割はこれ
「サイズがきつい」「思った色味じゃなかった」「なんとなく古臭い」 オーダースーツにおける失敗の多くは、技術的な問題以前に、「フィッターとのコミュニケーション不足」と「店選びのミスマッチ」にあります。
初めてのオーダーで後悔しないために、来店前やカウンセリング時に確認すべき5つの質問をご用意しました。
Q1. 「仮縫い」の工程はありますか？
前回の記事でも触れましたが、特に初めての店や、体型に癖がある場合は必須です。「うちはゲージ服（見本）が豊富だから大丈夫」と言われても、あなたの体は既製品の規格通りではありません。 Regalisの回答: もちろん、全てのフルオーダーで仮縫いを実施します。ご納得いくまで調整を行います。
Q2. 縫製は国内ですか？海外ですか？
「国内縫製＝良い」とは一概に言えませんが、細かいニュアンスを伝えるには、やはり日本の職人の繊細な技術が勝る場合が多いです。また、納期やアフターケアの面でも安心感があります。 Regalisの回答: 北は北海道から南は九州まで、アイテムの特性に合わせて提携した国内最高峰のファクトリーで縫製しています。
Q3. 「得意なスタイル」はどちらですか？（英国式？イタリア式？）
お店やフィッターによって、得意とするスタイル（ハウススタイル）が異なります。「カチッとした英国風」が着たいのに、「柔らかいイタリア風」が得意な店に行けば、どうしてもミスマッチが起きます。 Regalisの回答: お客様の好みとTPOに合わせて使い分けますが、Regalisは「クラシックモダン」を軸に、英国の構築感とイタリアの色気を融合させたスタイルを得意としています。
Q4. 生地の持ち込みは可能ですか？
これは技術力の高さを測る一つの指標です。持ち込み生地はリスクが高いため、技術に自信のない店は断ることが多いです。 Regalisの回答: 可能です。祖父から受け継いだ生地で仕立てたい、といったご要望にもお応えしています（※生地の状態によります）。
Q5. 担当するフィッターの経験年数は？
採寸は、単に数値を測る作業ではありません。お客様のライフスタイル、立ち姿の癖、好みを読み解く高度なスキルが必要です。 Regalisの回答: 経験豊富なプロフェッショナルのみが担当します。ただの販売員ではなく、「スタイリングのパートナー」として提案を行います。
「あなたを知る」ことから全ては始まる
Regalis Japan Groupでは、いきなり採寸を始めることはありません。 まずは、じっくりとお話を伺います。
- どのような場面で着用されるのか
- 相手にどのような印象を与えたいのか
- 普段のスーツ・洋服で困っていることは何か
このカウンセリングの時間こそが、理想の一着を作るための設計図になります。 「何も決まっていない」状態でも構いません。プロのフィッターが、対話の中からあなたの潜在的な要望を引き出します。
失敗したくないなら、安さではなく、「対話」を重視するお店を選んでください。 それが、Regalis Japan Groupです。