オーダースーツ研究所とは
四ツ谷麹町オーダースーツ「Regalis Japan Group」が運営する「オーダースーツ研究所」は、スーツの基礎知識から歴史、近代オーダースーツのトレンド、設計・デザイン、ブランド同士のコラボレーション思考までを調査する専門機関です。
我々リサーチャーは、さまざまな生地メーカーや作り手のこだわり、技術を探求し、その成果を無料のレポートおよびコラムとして発信しています。
本研究所の目的は、読者の皆様がご自身のワードローブを判断し、自信を持って「本物」を選び取るための、事実に基づいた客観的な情報を提供することにあります。
「スーツを着ると3割増しでカッコよく見える」という言葉を聞いたことはありませんか? 成人式、卒業パーティー、あるいはちょっと背伸びをしたデート。大学生になると、私服ではなくスーツで勝負する場面が必ず訪れます。
しかし、単にスーツを着ればモテるわけではありません。サイズが合っていないダボダボのスーツや、まるで就職活動のようなリクルートスーツでは、かえって「着せられている感」が出てしまい、逆効果になりかねません。
今回は、オーダースーツ研究所が、女子ウケの核心である「清潔感」と「大人っぽさ」を科学し、大学生が選ぶべきスーツブランドと着こなしの鉄則を徹底解説します。
なぜスーツ男子はモテるのか?心理学的「ギャップ」と「清潔感」

女子が見ているのは「ブランド」ではなく「シルエット」
多くの大学生が「どこのブランドのスーツを買えばいいか?」と悩みますが、実は女性側は、男性のスーツの裏地にあるブランドタグなど見ていません。彼女たちが無意識にチェックしているのは、「身体のラインが綺麗に見えているか(=スタイルが良く見えるか)」という一点です。
スーツは本来、男性の身体を立体的に補正し、たくましく見せるための衣服です。肩幅がピタリと合い、ウエストが適度にシェイプされた「ジャストサイズ」のスーツは、視覚的に逆三角形のシルエットを作り出し、本能的な魅力を高めます。
最強の武器「清潔感」の正体
「清潔感のある人が好き」という言葉は、女子の好みの第一位として常に挙げられます。スーツスタイルにおいて、この清潔感を生み出す要素は以下の3つです。
- シワがないこと: 背中や膝裏のシワは生活感に直結します。
- サイズが合っていること: 裾が余って靴の上にダブついている(クッション過多)と、だらしない印象を与えます。
- Vゾーンの調和: ネクタイが緩んでいないか、シャツの襟がヨレていないかが重要です。
これらをクリアするだけで、高価なハイブランドスーツを着るよりも、はるかに好感度は高まります。
大学生におすすめのスーツブランド:目的別3選
予算が限られる大学生にとって、どこでスーツを買うかは重要な問題です。ここでは「コスパ」「トレンド」「クオリティ」の3つの視点から、失敗しない選択肢をご提案します。

1. トレンド重視の「セレクトショップ系」
(BEAMS F, UNITED ARROWS green label relaxing 等)
私服でもお馴染みのセレクトショップが展開するスーツラインです。
- 特徴: 流行のシルエットや色柄をいち早く取り入れており、着るだけで「今っぽい」雰囲気が作れます。
- おすすめ層: ファッション感度が高く、成人式やパーティーで「おしゃれ」と思われたい人。
- 注意点: 既製品のため、標準体型から外れるとサイズ直しが必要になり、追加コストがかかる場合があります。
2. コスパと機能性の「ツープライススーツ系」
(SUIT SELECT, THE SUIT COMPANY 等)
若年層をメインターゲットにした、スタイリッシュな量販店ブランドです。
- 特徴: 「スキニー」や「テーパード」など、細身のモデルが豊富で、若々しいスタイルが得意です。2〜3万円台から購入できる手軽さも魅力。
- おすすめ層: 初めてスーツを買う人、手頃な価格で数を揃えたい人。
- 注意点: 生地が化学繊維混紡であることが多く、高級感や耐久性の面ではやや劣る場合があります。
3. 最強のサイズ感を手に入れる「エントリーオーダースーツ」
(Regalis Societas, Global Style 等)
「オーダー=高い・敷居が高い」は過去の話です。現在は既製品と変わらない価格で、自分だけのサイズを作れるブランドが増えています。
- 特徴: 自分の身体に合わせて仕立てるため、前述した「モテる条件」であるシルエットと清潔感が完璧に満たされます。生地やボタンも選べるため、会話のネタにもなります。
- おすすめ層: スポーツ経験者で既製品が合わない人、周りと差をつけたい人、就活ではなく「勝負服」が欲しい人。
- Regalisの強み: 特にRegalis Societasでは、学生団体向けプランなどを通じて、若いうちから「本物の仕立て」に触れる機会を提供しています。
「脱・就活生」するための着こなしテクニック
良いスーツを手に入れても、着こなしがリクルートスーツと同じでは意味がありません。女子ウケを狙うなら、以下のポイントを意識してください。
ネクタイは「無地」か「小紋柄」で大人っぽく
就活で使うような派手なストライプ柄は避けましょう。おすすめは、ネイビーやブラウンの「ソリッド(無地)」タイ、あるいは小さなドットや小紋柄です。これらは落ち着いた知的な印象を与え、スーツの素材感を引き立てます。
足元は「ローファー」で抜け感を出す
紐靴(オックスフォードシューズ)はフォーマル度が高いですが、少し堅苦しく見えることもあります。デートやカジュアルなパーティーなら、革のローファーを合わせるのが上級者テクニックです。くるぶしを見せない程度の丈感で合わせると、非常に洗練されて見えます。
姿勢こそが最大のアクセサリー
最後に、どんなに良いスーツを着ても、猫背では魅力が半減します。スーツは背中で着るものと言われます。胸を張り、背筋を伸ばして歩く。その堂々とした振る舞いこそが、スーツ姿を完成させ、あなたを魅力的な男性へと変える最後のピースです。
まとめ
女子にモテるスーツとは、ブランドの値段ではありません。「自分を知り、自分に合ったサイズを清潔に着こなすこと」。これに尽きます。
それは、相手に対する敬意(マナー)であり、大人の男性としての第一歩です。もしサイズ選びに迷ったら、ぜひRegalisのフィッターにご相談ください。あなたの魅力を最大限に引き出す「運命の一着」を仕立てるお手伝いをさせていただきます。