オーダースーツ研究所とは
四ツ谷麹町オーダースーツ「Regalis Japan Group」は、ラグジュアリーブランド「Regalis Societas Tokyo」を中核に、次世代リーダー育成を担う「学生団体ヨツヤ・テイラー」および「日本学生アンバサダー協会」、そしてジャーナル・業界研究機能を担う「オーダースーツ研究所」の計3社+1ブランドを展開するグループ企業です。
本研究所(メディア部門)では、作り手のこだわりや技術を探求し、読者の皆様が「本物」を選び取るための客観的な情報を提供しています。
素晴らしいオーダースーツを仕立てても、合わせるシャツやネクタイがちぐはぐでは、その魅力は半減してしまいます。 逆に、Vゾーン(ジャケットのラペル、シャツ、ネクタイで作られる三角形のゾーン)さえ美しく整っていれば、スーツスタイルは劇的に洗練されます。
今回は、感覚に頼らず「ロジック(論理)」で組み立てるVゾーンの構築術を、オーダースーツ研究所のリサーチャーが解説します。
基本原則:色数は「3色以内」に抑える

Vゾーンが散らかって見える最大の原因は「色の使いすぎ」です。 スーツ、シャツ、ネクタイの3アイテムで、使っていい色は原則3色(3色コーデ)まで。さらに言えば、2色(トーン・オン・トーン)に絞ると、より現代的で洗練された印象になります。
- NG例: ネイビースーツ × ピンクシャツ × 黄色いネクタイ(色が喧嘩している)
- OK例: ネイビースーツ × 白シャツ × ネイビー(同系色)のネクタイ
シーン別:鉄板のVゾーン構築レシピ
1. 【信頼・誠実】ネイビー × ネイビー
最も王道であり、ビジネスにおける「正装」とも言える組み合わせです。 ネイビースーツに白シャツ、そしてネイビー無地(ソリッド)のネクタイ。潔いほどのシンプルさが、相手に「誠実さ」と「知性」を伝えます。重要な商談や謝罪、初対面の場ではこの組み合わせが鉄則です。
2. 【情熱・リーダーシップ】ネイビー × ボルドー(赤)
アメリカ大統領の演説などでもよく見られる「パワー・タイ」のスタイルです。 ネイビーの知的な印象に、赤(ボルドーやエンジ)のネクタイで「情熱」をプラスします。プレゼンテーションや、チームを鼓舞したい場面に最適です。ただし、赤が鮮やかすぎると攻撃的に見えるため、深みのあるワインレッドを選ぶのがポイントです。
3. 【柔和・安心感】グレー × ブラウン
近年、クラシック回帰の流れで注目されているのが「アズーロ・エ・マローネ(青と茶)」ですが、グレーとブラウンの組み合わせも非常に相性が良いです。 チャコールグレーのスーツに、ブラウンのウールタイやニットタイを合わせると、渋くて落ち着いた「大人の余裕」を演出できます。秋冬のビジネスカジュアルにおすすめです。
柄の合わせ方:「2無地1柄」の法則

柄物(ストライプやチェック)を取り入れる際は、「2つのアイテムは無地にし、柄物は1つだけにする」のが失敗しないコツです。
- スーツ(柄) × シャツ(無地) × ネクタイ(無地)
- スーツ(無地) × シャツ(無地) × ネクタイ(柄)
上級者になれば「柄オン柄」も楽しめますが、ピッチ(柄の幅)を変えるなどの高度なテクニックが必要です。まずは「主役を1つ決める」ことから始めましょう。
まとめ:Vゾーンは「相手へのメッセージ」
「何をおしゃれだと思うか」ではなく、「相手にどう思われたいか」から逆算してVゾーンを作ること。これがビジネスウェアの本質です。
Regalis Societas Tokyoのサロンでは、スーツのオーダーだけでなく、お手持ちのネクタイやシャツに合わせたコーディネートのご相談も承っています。 あなたを最高に見せる組み合わせを、一緒に見つけましょう。