オーダースーツ研究所とは
四ツ谷麹町オーダースーツ「Regalis Japan Group」が運営する「オーダースーツ研究所」は、スーツの基礎知識から歴史、近代オーダースーツのトレンド、設計・デザイン、ブランド同士のコラボレーション思考までを調査する専門機関です。
我々リサーチャーは、さまざまな生地メーカーや作り手のこだわり、技術を探求し、その成果を無料のレポートおよびコラムとして発信しています。
本研究所の目的は、読者の皆様がご自身のワードローブを判断し、自信を持って「本物」を選び取るための、事実に基づいた客観的な情報を提供することにあります。
「スーツジャケット」と「カジュアルジャケット」の違いとは?
[cite_start]カジュアルシーンにおいても、テーラードジャケットは大人の装いを演出する上で欠かせないアイテムです [cite: 1]。しかし、ビジネスで着用するスーツのジャケットと、カジュアルなシーンで着用するテーラードジャケットの間には、明確な違いが存在します。
この違いを理解することが、「着崩し」ではなく「品格あるカジュアル」を実現する第一歩です。
構造とデザインによる違い
| 特徴 | スーツジャケット | テーラードジャケット(カジュアル) |
|---|---|---|
| セットアップ | 基本的に同じ生地のパンツとセットアップで着用する。 | 私服でも着られる知的な印象のアイテムとして認識されている。 |
| 肩パッド | 肩パッドが入っているものが多く、形が崩れないよう作られている。 | 肩パッドは入っていないか、薄いものがほとんど。 |
| 生地の傾向 | 光沢があるものが多い傾向にある。 | ウール、リネン、コットンなどさまざまな素材がある。 |
| ボタン | 水牛やナットなど、ドレスライクなもの。 | メタルボタンや、木目調など、装飾性のあるもの。 |
カジュアルジャケットが持つ「着回し力」
[cite_start]テーラードジャケットの最大の魅力は、その着回し力の高さにあります [cite: 1][cite_start]。ビジネスシーンでは知的な印象を与え、カジュアルなシーンでは大人の装いを演出できます [cite: 1][cite_start]。スラックスやデニムパンツなど、あらゆるボトムスと好相性です [cite: 1]。
カジュアルシーンで失敗しない「着こなしの鉄則」
テーラードジャケットをカジュアルなアイテムと合わせる際は、全体のバランスを意識することが最も重要です。

鉄則1:インナーとボトムスで「ラフさ」を調節する
テーラードジャケットは、Tシャツやデニム、スニーカーといったカジュアルなアイテムと合わせると、ラフな雰囲気で着こなせます。
- Tシャツ: シンプルなクルーネックTシャツにジャケットを羽織ると、ほどよくきちんと感が漂うカジュアルコーデになります。
- デニム: チェック柄のジャケットにグレーのデニムパンツを合わせると、モダンクラシックな雰囲気のきれいめカジュアルに仕上がります。ボトムスにプレスの効いたデニムを選ぶと、カジュアルになり過ぎず大人っぽい印象になります。
- スニーカー: ダークトーンのジャケットに白のスニーカーを合わせると、軽やかさと抜け感を演出できます。
鉄則2:色合いとアイテムの「強弱」をつける
全体的なバランスを見るには、色合いやアイテムの組み合わせで強弱をつけるのがコツです。
- インナーにチェック柄のシャツなどカジュアル感が強いアイテムを着る場合は、パンツはシンプルな色合いのものを選ぶ。
- 上品なトップスなら、ボトムスはデニムやカラーパンツなどで気取らない印象にする。
- カジュアルすぎないコーデにするためには、カラーを3色以内でまとめるのがポイントです。
鉄則3:小物で「こなれ感」を演出する
ストールやキャップなどの小物を活用することで、カジュアルな着こなしにアクセントと奥行きを与えることができます。
- ストール: コーデュロイジャケットにドット柄のストールをプラスすると、華やかさが加わり、冬のお出かけコーデにおすすめです。麻素材のジャケットにストールを合わせると、ブラックでも春らしい軽やかな印象になります。
- キャップ: きちんと感のあるジャケットにカジュアルなキャップを合わせるミックスコーデは、ゆったりとしたシルエットのジャケットを選ぶとほどよく抜け感を演出できます。
季節別:素材で決めるカジュアルジャケットの選び方
素材は着用する季節にあわせて選びましょう。

春夏におすすめの素材
- コットン: 軽やかで肌触りが良く、カジュアルジャケットの定番素材です。
- リネン(麻): 非常に軽やかで涼しげな印象を与え、春夏のカジュアルシーンに最適です。
- シアサッカー: 凹凸のある生地(サッカー地)で、肌への接着面が少なく、涼しげな雰囲気を演出します。
秋冬におすすめの素材
- ウール: 暖かみのある素材で、特にツイードやホームスパンといったざっくりとした生地は、クラシックで上品な秋冬のカジュアルスタイルにぴったりです。
- コーデュロイ:畝(うね)が特徴的な素材で、シンプルにニットとデニムと合わせるだけで、あたたかみのある冬らしい雰囲気を演出できます。
まとめ:テーラードジャケットでオン/オフの品格を
テーラードジャケットは、コーデを大人の装いにまとめてくれる万能アイテムです。その着こなしは無限大ですが、サイズ感(着丈が最も重要)、カラー・柄(ベーシックカラーが着回しやすい)、そして素材(着用シーズンに合わせる)を意識して選ぶことが、カジュアルシーンでの「品格」を左右します。
Regalis Japan Group株式会社は、既製品では得られない完璧なフィット感と、長く愛用できる本物の品質を、カジュアルジャケットにおいても追求します。あなたのオフの装いも資産となる一着として、ワードローブに取り入れてみてはいかがでしょうか。