オーダースーツ研究所とは
Regalisのリサーチャーが、スーツのディテールと歴史を調査し、読者が意匠と実用のバランスを理解できるよう情報提供しています。本稿では袖ボタンの本切羽を深掘りします。
結論:本切羽は歴史的な実用ディテール。採用時は直し幅に注意
由来と機能
- 軍医が袖をまくるための仕様が起源
- 現代では意匠性が主だが、袖口を開けて通気させる用途も

メリットと注意点
- メリット:オーダーらしさが出る、袖丈微調整をしやすい場合がある
- 注意:縫い代が少ないと袖丈出しが難しくなる。直し可否を事前確認する
直しとの相性と代替案
直しのポイント
- 袖丈出しは縫い代とボタン位置次第。1〜1.5cmが限界なケースが多い
- 袖口からではなく肩からの丈詰めはコストが上がる

代替案
- 「本開き風」でも見た目は近づけられる。直し優先なら選択肢
- カジュアルラインは4ボタンより3ボタンで間隔を広めにするとすっきり
まとめ:採用前に直し幅を確認
- 本切羽は歴史的実用ディテールだが、現代は意匠性が主。
- 袖丈直しを想定し、縫い代とボタン位置を事前確認。
- 直し優先なら本開き風も検討し、用途に合わせて選ぶ。
このチェックを入れておけば、後悔しない本切羽選びができます。